競技かるた札の誕生と変遷 >> 競技かるた史年表
明治25年頃 | 東京帝国大学内に緑倶楽部や弥生倶楽部が結成される。(源平戦中心) |
明治37年 | 萬朝報遊戯部考案新橋堂から競技用『標準かるた』発行と統一ルール制定。 |
明治37年2月11日 | 東京かるた会主催第1回大会開催。初代東京かるた会会長黒岩涙香。 |
明治38年1月5日 | 東京かるた会第3回大会開催。持ち札各25枚となる。 |
大正9年11月23日 | 黒岩涙香追悼競技大会開催。後任会長黒岩日出雄。 |
大正14年 | 標準かるたを大改訂した『公定かるた』(都鳥版 東京圖案印刷(株))発行。 |
昭和5年 | 再度『公定かるた』が改訂される。 |
昭和9年 | 東京かるた会を改名し大日本かるた協会設立。会長伊藤秀吉。 |
昭和15年 | 近江神宮創祀。 |
昭和16年頃 | いわゆる『御簾隠れかるた』などが推奨される。 |
昭和17年 | 『愛国百人一首』制定される。戦時下のため、百人一首かるたが禁止となる。 |
昭和18年2月11日 | 第1回愛国百人一首大会が橿原神宮外苑にて開催。 |
昭和21年 | 日本かるた協会設立、理事長伊藤秀吉。次第に精文館製造のかるた札を使用。 |
西日本かるた連盟発足、理事長西田直次郎。大石天狗堂製造のかるた札使用。 | |
昭和21年9月 | 国語審議会より「現代かなづかい」が告示される。 |
東京かるた会は「新制かるた」を考案。 | |
昭和27年1月13日 | 芝の日本美術倶楽部にて最初の名人戦。鈴山透名人位。 |
現代仮名遣いによる『新制かるた』と従来の旧仮名遣い札の採用で論争。 | |
昭和29年 | 全日本かるた協会発足。会長伊藤秀吉。 |
昭和30年1月15日 | 靖国会館にて、第1期名人位決定戦。正木一郎名人位。 |
昭和32年1月4日 | 毎日新聞社講堂にて、第1期クイーン位決定戦。天野千恵子クイーン位。 |
昭和37年4月1日 | 平安神宮にて、第1回全国かるた選手権大会開催。優勝小林三男 |
昭和41年 | 全日本かるた協会会長伊藤秀吉逝去。後任伊藤秀文。 |
昭和54年8月18日 | 近江神宮にて、全国高等学校かるた選手権大会開催。優勝富士高等学校。 |
昭和61年2月23日 | 明治神宮にて、第1回全国選抜かるた大会開催。優勝伊藤孝男。 |
昭和62年 | 会長伊藤秀文が私財を投じ伊藤かるた会館を建設。 |
平成2年9月14日 | 伊藤秀文、伊藤かるた会館を文京区に寄付。区立かるた記念大塚会館開館。 |