お坊さんめくりは3人以上、できれば5人集まるととても楽しく遊べます。人数が少ないときはぬいぐるみやお人形の手を借りてもおもしろいです。
お坊さんめくりでは、殿(58枚)、天皇家殿(8枚)、姫(19枚)、天皇家姫(2枚)、お坊さん(12枚)、蝉丸(1枚)、それに百人一首とは関係ない天狗(1枚)を追加した7種類101枚を使います。
札を裏にしてよく混ぜて5つの山に分け、それを左の図のように場の中央に丸く並べます。
競技者はひとりずつ時計回りの順で好きな山から札をめくり、「札のルール」に従ってゲームを進めていきます。
たとえば、「殿」の札を引いたら自分の手持ち札になり、「お坊さん」の札を引いたら手持ち札がある場合はそれをすべて場の中央に出します。「天皇家殿」の札を引くと自分の手持ち札になるのに加えて右隣の人の手持ち札をもらえます。山にある札を全部ひき終えたとき、手持ち札の一番多かった人が勝者となります。
手持ち札になる。
手持ち札になる。
+中央に札があればもらえる。
↓中央に札がないときは、もう一度山から札をめくり、その札のルールに従う。
⇒ 再び姫が出たらもう一度山からめくる。
手持ち札になる。
+右隣の人の手持ち札があればもらえる。
手持ち札になる。
+左隣の人の手持ち札があればもらえる。
+中央に札があればもらえます。
↓中央に札がないときは、もう一度山から札をめくり、その札のルールに従う。
⇒ 再び姫が出たらもう一度山からめくる。
手持ち札があれば中央に出す。
手持ち札があれば中央に出す。
+両隣の人の手持ち札があれば中央に出す。
手持ち札になる。
+両隣の人の手持ち札があればもらえる。
+中央に札があればもらえる。
※天皇家札は豪華な畳(うんげんべり)のある札です