望月この冬３度目のＶ！決勝で片瀬に圧勝。
2000/01/30 - 第9回全国かるた競技奈良大会

第９回全国かるた競技奈良大会は１月３０日（日）、奈良市青年の家文楽館（奈 良市）でＡ～Ｃの３階級が行なわれた。
４８名が参加したＡ級では望月仁弘前名人（慶應）が決勝で片瀬亮子準クイ ン（九州かるた協会）を１７枚の大差で下し優勝した。望月前名人は今年に入 って新春大会、東会大会に続いて３度目のＡ級優勝。この３週間の間に、渡辺 クインに２勝、西郷名人と片瀬準クインに１勝と名人戦・クイン戦出場者に負 けなしの４連勝と絶好調。準優勝の片瀬も東大の次代のエース春野や関西の強 豪石沢を倒すなど好調を維持している。
なお、Ｂ級の決勝は京都大学勢の対決となったため室垣選手が棄権。室垣選 手もこの準優勝で「Ｂ級準優勝２回」のＡ級昇格条件を満たし、優勝した辻村 泰聡選手とともにＡ級に昇格する。
Ａ級優勝した望月仁弘前名人の話「疲れました。今年は負けないようにと思っ ていたが、先週は負けてしまった（相手は松川元名人）。 以前に種村さんとあ わせて年間１５勝をしたことがあるので、今年は１０勝をめざしたい。そして できれば名人位に挑戦したい。」 ［長谷・早川］