小倉百人一首の選者、藤原定家卿の命日を記念して毎年開かれている第５３回小倉百首かるた忌全国大会（通称：小倉忌、主管：京都かるた協会）は５月２３日（日）京都市の本隆寺で開催された。 ７０名が参加した４段以上のＡ級では渡辺令恵クイン（横浜隼会）が決勝で関西の若きエース川上大介選手（大阪暁会）を下し、 昨年に引き続き優勝を果たした。 接戦を制して決勝に出てきた川上に対し、 渡辺は序盤から中盤にかけては競るものの後半一気に抜け出すスタイルで決勝に駒を進めた。 関西の大会は今年に入って福井勢が圧倒的優位に立っていたが渡辺クインは下野、寺嶋を下して関西における福井勢の快進撃にストップをかけた。