社団法人全日本かるた協会

2007/04/08

かるた関連書籍

『百人一首万華鏡』

白幡洋三郎(国際日本文化研究センター)編

和歌・文芸の領域はもちろん、日本人の生活全般にわたって深い関わりをもつ百人一首を、歌の解釈はもとより、歴史、選び方、カルタ、翻訳など、さまざまな角度から紹介し、その文明的広がりをさぐる。それぞれのテーマにそった版本、各種カルタ、翻訳本など、カラー口絵(16頁)収録。

[内容]
●百人一首の世界 ─その文化的広がり(吉海直人)
●藤原清輔「ながらへば」の歌の解釈をめぐって ─衰退史観・尚古思想(錦仁)
●恋歌の消滅 ─百人一首の近代的特徴(岩井茂樹)
●女子用往来と百人一首(小泉吉永)
●歌留多になった小倉百人一首(江橋崇)
●競技かるたの歴史と今後の課題(津久井勤・大平修身)
●料理と百人一首(原田信男)
●選ぶ ─中国古典詩文の場合(井波律子)
●百人一首と宝塚歌劇 ─「庶民」の娯楽と「少女」歌劇のあいだ(白幡洋三郎)
●英訳百人一首の世界(ニコラス・J・ティール)

詳細はhttp://www.shibunkaku.co.jp/shuppan/shosai.php?code=478421223Xを ご覧下さい。