後京極摂政前太政大臣
きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに衣かたしきひとりかも寝む
こおろぎのなく、霜の降りた寒い夜に、むしろの上に衣の袖を片方だけ敷いてひとりで寝るのであろうか。
新古今集 秋下 518
きり
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
皇嘉門院別当
難波江の蘆のかりねのひとよゆゑみをつくしてや恋ひわたるべき
難波江の蘆の刈り根の一節のような、旅の仮寝の一夜のために、この澪標ならぬ、身を尽くして恋しく思い続けることになるのでしょうか。
千載集 恋三 807
なにはえ(読み方: なにわえ)