一日一首

歌人

皇嘉門院別当

難波江の蘆のかりねのひとよゆゑみをつくしてや恋ひわたるべき

現代語訳

難波江の蘆の刈り根の一節のような、旅の仮寝の一夜のために、この澪標ならぬ、身を尽くして恋しく思い続けることになるのでしょうか。

出典

千載集 恋三 807

決まり字

なにはえ(読み方: なにわえ)