一日一首

歌人

俊恵法師

夜もすがら物思ふころは明けやらで閨のひまさへつれなかりけり

現代語訳

夜通し物思いにくれているこのごろはなかなか夜が明けず、寝屋のすき間までつれなく感じられることだ。

出典

千載集 恋二 766

決まり字

よも