皇太后宮大夫俊成
世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
ああ世の中よ、ここから逃れる道はないものだ。思いつめて入ったこの山の奥でも鹿が鳴いているようだ。
千載集 雑中 1151
よのなかよ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
山部赤人
田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ
田子の浦に出てながめて見ると、真っ白な富士の高嶺に雪が降り続いているよ。
新古今集 冬 675
たご