左京大夫顕輔
秋風にたなびく雲の絶え間よりもれ出づる月の影のさやけさ
秋風にたなびく雲の絶え間からもれ出てくる月の光の澄みきったことよ。
新古今集 秋上 413
あきか
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
鎌倉右大臣
世の中は常にもがもな渚漕ぐ海人の小舟の綱手かなしも
世の中は常に変わらぬものであってほしいことだ。渚を漕ぐ海人の、小舟の綱手ひく姿がしみじみとするよ。
新勅撰集 羇旅 525
よのなかは