一日一首

歌人

良暹法師

さびしさに宿を立ち出でてながむればいづこも同じ秋の夕暮

現代語訳

寂しさに耐えかねて、庵を立ち出てあたりをながめてみたら、どこも同じく寂しいものだったよ、秋の夕暮れは。

出典

後拾遺集 秋上 333

決まり字