清少納言
夜をこめて鳥の空音ははかるともよに逢坂の関はゆるさじ
夜の深いうちに鶏の鳴き真似をしてあの函谷関の番人はだませたとしても、決してこの逢坂の関は許しませんからね。
後拾遺集 雑二 939
よを
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
中納言行平
たち別れいなばの山の峰に生ふるまつとし聞かばいま帰りこむ
これから別れて因幡の国に行きますが、その因幡の山の峰に生えている松、いや、私を待つと聞いたならば、すぐにでも帰って来ましょう。
古今集 離別 365
たち