一日一首

歌人

清少納言

夜をこめて鳥の空音ははかるともよに逢坂の関はゆるさじ

現代語訳

夜の深いうちに鶏の鳴き真似をしてあの函谷関の番人はだませたとしても、決してこの逢坂の関は許しませんからね。

出典

後拾遺集 雑二 939

決まり字

よを