清少納言
夜をこめて鳥の空音ははかるともよに逢坂の関はゆるさじ
夜の深いうちに鶏の鳴き真似をしてあの函谷関の番人はだませたとしても、決してこの逢坂の関は許しませんからね。
後拾遺集 雑二 939
よを
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
光孝天皇
君がため春の野に出でて若菜つむ我が衣手に雪は降りつつ
あなたにさし上げるために春の野に出て若菜を摘む私の袖に、雪はしきりに降りかかかって来て。
古今集 春上 21
きみがためは