恵慶法師
八重葎しげれる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり
雑草の生い茂ったこの宿の寂しさに人の訪れはないけれど、秋だけはちゃんとやって来たことだ。
拾遺集 秋 140
やへ(読み方: やえ)
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
皇嘉門院別当
難波江の蘆のかりねのひとよゆゑみをつくしてや恋ひわたるべき
難波江の蘆の刈り根の一節のような、旅の仮寝の一夜のために、この澪標ならぬ、身を尽くして恋しく思い続けることになるのでしょうか。
千載集 恋三 807
なにはえ(読み方: なにわえ)