恵慶法師
八重葎しげれる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり
雑草の生い茂ったこの宿の寂しさに人の訪れはないけれど、秋だけはちゃんとやって来たことだ。
拾遺集 秋 140
やへ(読み方: やえ)
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
中納言家持
かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞふけにける
鵲が天の川にかけ渡した橋に置いた霜の白いさまを見たら、夜がすっかり更けたことだよ。
新古今集 冬 620
かさ