一日一首

歌人

平兼盛

しのぶれど色に出でにけり我が恋は物や思ふと人のとふまで

現代語訳

忍び隠していたけれど顔色に出てしまったよ、私の恋は。「物思いをしているのですか」とまわりの人が尋ねるまでに。

出典

拾遺集 恋一 622

決まり字

しの