右近
忘らるる身をば思はずちかひてし人の命の惜しくもあるかな
あなたに忘れられる我が身は何とも思いません。ただ、神に誓ったあなたの命が惜しくてならないのです。
拾遺集 恋四 870
わすら
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
文屋朝康
白露に風の吹きしく秋の野はつらぬきとめぬ玉ぞ散りける
白露に風がしきりに吹きかかる秋の野は、貫きとめておかなかった玉が散っているよ。
後撰集 秋中 308
しら