一日一首

歌人

文屋朝康

白露に風の吹きしく秋の野はつらぬきとめぬ玉ぞ散りける

現代語訳

白露に風がしきりに吹きかかる秋の野は、貫きとめておかなかった玉が散っているよ。

出典

後撰集 秋中 308

決まり字

しら