一日一首

歌人

清原深養父

夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづこに月宿るらむ

現代語訳

夏の夜はまだ宵かと思っているうちに明けてしまったが、雲のいったいどこに月は宿りをとっているのだろう。

出典

古今集 夏 166

決まり字

なつ