一日一首

歌人

紀友則

ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ

現代語訳

こんな日の光ののどかな春の日に、どうして落ち着いた心もなく桜の花は散っているのだろう。

出典

古今集 春下 84

決まり字

ひさ