紀友則
ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ
こんな日の光ののどかな春の日に、どうして落ち着いた心もなく桜の花は散っているのだろう。
古今集 春下 84
ひさ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
中納言朝忠
逢ふことのたえてしなくはなかなかに人をも身をも恨みざらまし
逢うことがまったくないのだとしたら、かえってあの人の冷たさや我が身のつらさも恨んだりはしないのに。
拾遺集 恋一 678
あふこ(読み方: おおこ)