源宗于朝臣
山里は冬ぞさびしさまさりける人目も草もかれぬと思へば
山里では、冬はとりわけさびしさがまさるのだなあ。人も離れ草も枯れてしまうかと思うと。
古今集 冬 315
やまざ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
参議等
浅茅生の小野の篠原しのぶれどあまりてなどか人の恋しき
浅茅の生えた小野の篠原、ああ、そんなふうに忍んできたけれど、忍びきれずにどうしてあなたがこんなにも恋しいのか。
後撰集 恋一 577
あさぢ(読み方: あさじ)