中納言兼輔
みかの原わきて流るるいづみ川いつみきとてか恋しかるらむ
みかの原を分けて湧き出て流れる泉川、ううむ、いつ見たといってあの人のことが恋しいのだろうか。
新古今集 恋一 996
みかの
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
大中臣能宣朝臣
みかきもり衛士のたく火の夜はもえ昼は消えつつ物をこそ思へ
御垣を守る衛士のたく火が夜は燃えて昼には消えるように、夜は恋の思いに燃え、昼は今にも消え入りそうに物思いし続けているのです。
詞花集 恋上 225
みかき