貞信公
小倉山峰のもみぢ葉心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ
小倉山の峰の紅葉よ、おまえに心があるのなら今一度の帝のお出ましを待っておくれよ。
拾遺集 雑秋 1128
をぐ(読み方: おぐ)
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
祐子内親王家紀伊
音に聞く高師の浜のあだ波はかけじや袖の濡れもこそすれ
うわさに聞く高師の浜のいたずらに立つ波は掛けませんよ。あなたの浮ついた気持ちが心に掛かって涙するように、袖が濡れると困りますから。
金葉集 恋下 469
おと