文屋康秀
吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風をあらしといふらむ
吹くとすぐに秋の草木がしおれてしまうので、なるほど山から吹く風を嵐というのであろう。
古今集 秋下 249
ふ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
素性法師
今来むといひしばかりに長月の有明の月を待ち出でつるかな
「今行きましょう」とあなたが言ったばっかりに、夜の長い長月の有明の月が出るまで待ち続けたことです。
古今集 恋四 691
いまこ