光孝天皇
君がため春の野に出でて若菜つむ我が衣手に雪は降りつつ
あなたにさし上げるために春の野に出て若菜を摘む私の袖に、雪はしきりに降りかかかって来て。
古今集 春上 21
きみがためは
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
凡河内躬恒
心あてに折らばや折らむ初霜のおきまどはせる白菊の花
それと見当をつけて、もし折るというのであれば折ってみようか。初霜が降りて見分けがつかなくなった白菊の花を。
古今集 秋下 277
こころあ