光孝天皇
君がため春の野に出でて若菜つむ我が衣手に雪は降りつつ
あなたにさし上げるために春の野に出て若菜を摘む私の袖に、雪はしきりに降りかかかって来て。
古今集 春上 21
きみがためは
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
大江千里
月見れば千々にものこそかなしけれ我が身ひとつの秋にはあらねど
月を見るといろいろと物悲しくなってくるよ。私ひとりのために来た秋というわけでもないのだが。
古今集 秋上 193
つき