蝉丸
これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関
これがまあ、行く人も帰る人もここで別れて、知る人も知らぬ人もここで逢うという、逢坂の関であったのか。
後撰集 雑一 1089
これ
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
大納言公任
滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ
この滝の音は絶えてから長い時が経ったけれども、その名声は流れ伝わり今でもやはり聞こえているよ。
拾遺集 雑上 1035
たき