一日一首
ランダムに変わる取り札を見て上の句を当てる練習ができます。毎日の腕試しにご活用ください。
歌人
在原業平朝臣
歌
ちはやぶる神代も聞かず龍田川からくれなゐに水くくるとは
現代語訳
あの神代にも聞いたことがないよ。龍田川の水を真っ赤に括り染めにするとは。
出典
古今集 秋下 294
決まり字
ちは
競技かるたは「小倉百人一首」かるたの札を使うゲームです。
読手が読んだ読み札に対応する取り札を 2人の競技者が相手より早く取ることを競います。
対戦は一対一です。それぞれが取り札100枚の中から無作為に25枚ずつ選び、自分の前(「自陣」と呼ぶ)に並べます。読手が読む短歌の上の句を聞き、相手より先に札を取ります。「相手陣」の札を取った場合は、自陣の任意の札を相手陣に送ります。そうして自陣の札がなくなった選手が勝ちとなります。
しかし、相手に勝つためには自分に有利な札の配置、試合の経過と共に変化する「決まり字」の暗記、読手の声に瞬時に反応する研ぎ澄まされた神経と判断力、札を取る俊敏でしなやかな体の動きなど様々な能力が求められます。知力に加えて日々の鍛錬と経験によって培われたメンタル&フィジカル両面の総合力で勝敗を決する、それが「競技かるた」です。
読み札には短歌の上の句から
下の句の全てが書かれています。
取り札には下の句のみが
ひらがなで書かれています。
競技かるたの試合は勝敗を競うものですが、礼儀も重んじます。試合開始時と終了時には、対戦相手と読手へ敬意をもって礼をします。
「はじめての百人一首」は、お子さまや、はじめて百人一首に触れる方に向けた入門アプリです。かるたとりのゲームや、読み上げを聞くことで、効果的に百人一首を学ぶことができます。 読札・取札ともにかわいいオリジナルのイラストを入れています。イラストは歌の内容を表しているので、より一層歌の理解を深めることができます。歌のフレーズを選ぶゲームでは、正しい歌はもちろん、オリジナルの歌を作って遊ぶこともできます。 札の文字は全てひらがな、現代仮名遣いなので、お子さまでも分かりやすくなっています。
「競技かるた ONLINE」は全⽇本かるた協会が定める公式ルールを基にしたオンライン対戦ゲームです。 競技かるたのオンライン対戦や、コンピューター対戦、競技者のための試合分析機能がございます。 また、初心者向けに百人一首の暗記やルール理解のためのサポート機能もございます。 老若男女問わず、誰でも気軽に競技かるたをプレイすることができますので、ぜひお楽しみください。