小倉百人一首競技かるた 第46回全国高等学校選手権大会

大会概要

毎年7月に滋賀県大津市・近江勧学館(近江神宮内)で開催される、小倉百人一首競技かるたの高校日本一を決める大会です。
各都道府県の予選を勝ち抜いた代表チームが日本一を目指して競技する団体戦と、実力級別に競技を行う個人戦が行われます。

今大会は、全国から398校が予選に参加し、代表権を得た58校が団体戦に出場し、熱戦を繰り広げます。

【日程】
2024年7月19日(金) 開会式 16:40〜/団体戦組合せ抽選会
2024年7月20日(土) 団体戦 9:00〜 決勝 18:00~(予定)
2024年7月21日(日) 個人戦 1回戦 9:45〜
※競技が終了次第表彰式を行います。競技の進行によりスケジュールは前後します。
【会場】
近江勧学館(大津市神宮町1-1 近江神宮内)ほか、大津市内9会場

団体戦の準決勝・決勝の模様を全日本かるた協会のYouTubeチャンネルで配信します。 配信ページは、後日、本ページや全日本かるた協会Xでお知らせします。

団体戦の見どころ

県立膳所高等学校(滋賀県)と、県立鶴丸高等学校(鹿児島県)が揃って歴代最多出場となる40回目の代表権を獲得し、初出場校6校を含む58校が、かるたの聖地・大津に集い、競技かるた高校日本一を競います。

高校日本一に向けての有力校の筆頭は、昨年、創部9年目、全国選手権大会2度目の出場にして初優勝を飾り、強豪校へと一気に名乗りをあげた私立関東第一高等学校(東京都)。昨年の優勝から更に一層選手層も厚さを増し、今年連覇を為し得ることで、名実ともに新時代の到来を告げることになるのか、注目を集めています。これに待ったをかけるべく、昨年3位という好成績を収めた、常勝校の私立浦和明の星女子高等学校(埼玉県)や、38年ぶりにベスト4入りを果たした県立福岡高等学校(福岡県)なども、昨年の勢いのまま、日本一を勝ち取れるよう頑張ってもらいたい。また、激戦の東京都予選を突破した都立駒場高等学校(東京都)やA級選手を4人揃える県立旭丘高等学校(愛知県)も注目校です。

初出場校のなかでは、大阪府予選決勝戦で本命と言われていた、全国大会出場経験のある府立茨木高等学校(大阪府)を制し、大阪府第一代表として、本大会に駒を進めた府立市岡高等学校(大阪府)が、全国の舞台でどのような戦いをするのかが楽しみです。また、私立市川高等学校(千葉県)は、一昨年の44回大会で同じ千葉県から初出場初優勝を果たした私立渋谷教育学園幕張高等学校(千葉県)の再来となるか、その活躍が期待されます。

この大会での対戦は、過去の成績や実力がそのまま当てはまるものばかりではなく、自分よりも格上の相手に対して、一歩もひるまずに戦い、チームを勢いづけることで、いくつもの番狂わせが起きてきました。「高校生の実力は1日で変わる」もの。特に近江神宮では、それが顕著に表れることも。いかに平常心を保ち、対戦できるかが求められます。

団体戦では、メンバーを励まし合っていかにチーム力を高めることができるかも重要なポイントのひとつです。とはいえ、競技かるたは11の対戦が基本。自分自身のかるたにひたすらに集中し、まずは、1勝を勝ち切ることに専念し、その結果、チームとして悔いのない戦いをして欲しいと願っています。

今年も若い力がどのように発揮され、どのような熱戦が繰り広げられるのか、本当に楽しみな大会です。

【団体戦出場校】第46回大会 団体戦出場校一覧

主催

一般社団法人全日本かるた協会/公益社団法人全国高等学校文化連盟
一般財団法人天智聖徳文教財団/滋賀県かるた協会

主管

日本高等学校かるた連盟/高等学校文化連盟全国小倉百人一首かるた専門部

後援

文部科学省/滋賀県・滋賀県教育委員会/大津市・大津市教育委員会
NHK大津放送局/読売新聞社/公益社団法人びわ湖大津観光協会

大会協力

一般社団法人ちはやふる基金

運営協力

一般社団法人全日本かるた協会会員/関西地区大学かるた連盟/大津あきのた会

高校選手権の取材のお申込み

取材をご希望の方は、取材申込書に記入の上、取材申込書に記載の大会広報窓口に送付してください。

競技かるたとは

競技かるたとは「小倉百人一首」のかるたの札を使う、老若男女が楽しめるスポーツです。読手が読んだ読み札に対応する取り札を2人の競技者が相手より早く取ることを競います。

詳細は、はじめての競技かるたをご覧ください。